羽高の断層地形
羽高の断層地形の写真
羽高近辺の地図

(国土地理院 1:25,000 清水)

 竜爪山から南に延びる賤機山の東麓には糸魚川―静岡構造線が通っているので,断層地形を見ることができる.上の写真は静岡市葵区羽高から安倍川沿岸を抜ける県道桜トンネルの北側の農道から南方を撮ったものである.この写真の右側の賤機山稜の麓の谷から離れた小さな丘が2つ見える.このような丘をケルン・バット(断層の高まり)といい,丘と賤機山稜との間の窪地をケルン・コル(断層の窪み)と呼ぶ.このような断層地形は断層が通っていることによって破砕帯が生じ,浸食が進んで谷(ケルン・コル)が生じて,丘になった部分(ケルン・バット)が切り離されたものである.

(長島昭)