東臼塚南溶岩流中の溶岩樹型群 〜日本一の溶岩樹型密集地域〜

溶岩樹型群の写真 東臼塚の地図

 小川賢之輔が1986年に公にした。東西200mの高圧線の側道、その側道から主に北に伸びる「けもの道」600mを中心に幅約50mの狭い地域に500を越えるおびただしい数の溶岩樹型が存在する。東臼塚の山腹最下部付近から南に流下した東臼塚南溶岩流中にある。新富士火山新期溶岩で、直下の炭化物の年代測定等により、西暦800年代後半に噴火したと考えられる。溶岩樹型の単一樹型は4つに分けられる。
  1. 竪樹型(直立樹型)
  2. 斜樹型
  3. 横臥樹型
  4. 管状樹型
 これら全てのタイプがあり、立派な不動岩タイプ(側面が高まりをつくる竪樹型を不動明王の光背にたとえ不動岩タイプと呼ぶ)が多数存在する。
(齋藤朗三)