馬頭星雲 (IC434) NGC2024
馬頭星雲の写真
種類 暗黒星雲
星座 オリオン座
赤経 05h41.0m
赤緯 -02°24
視直径 60'x10'
視等級 -------
距離 1,400光年

・ 周辺の星図 ・
撮影:今村
 撮影場所 浜松市中区上浅田
 2007年12月29日22:06露出開始
 ペンタックス105SDHF(リアコンバータRC0.72)
 504mmF4.8。LPSP2
 BJ-41L冷却CCDカメラ冷却温度 −10℃、
 露出:L5分_5枚 3分_1 RGB各5分_4枚
  合計露出88分

馬頭星雲は、オリオン座の三ツ星の最も東の星ζ(ゼータ)星のすぐ南に位置する。散光星雲IC434を背景に、黒々とした馬の頭部の形の星雲が浮かび上がって見えることから、この名で呼ばれるようになった。
 馬頭星雲付近はM42オリオン大星雲と同様、活発な星形成領域として知られる。オリオン座には濃い巨大な分子雲が2つ存在し、オリオン座A分子雲にはM42が、オリオン座B分子雲には馬頭星雲が含まれている。2つの分子雲は共に太陽の10万倍以上の質量を持ち、内部では現在星が形成中であることが知られている。
 今から100万〜500万年前、オリオン座B分子雲の端の方でオリオン座σ(シグマ)星を中心とした散開星団の星々が生まれた。これらは強烈な紫外線を放って周囲の星雲を加熱し、光り輝いて散光星雲IC434を作り出した。馬頭星雲は、周囲の比較的密度の低い暗黒星雲が生まれたばかりの星の光を受けて蒸発したことにより、高密度の暗黒星雲として姿を現したものだ。馬頭星雲は長さが3.5光年ほどある。
(星ナビ2007年12月号ビジュアル天体図鑑No.35より)

 NGC2024オリオン座ζ星のすぐそばにある満月大の散光星雲。

(星雲星団ウォッチング浅田英夫 地人書館 1996年より)

 オリオン座にある散光星雲IC 434の東側に浮かび上がる、馬の首の形にそっくりの暗黒星雲。口径の大きな望遠鏡を使えば、散光星雲を背景にした影絵のようなイメージで見える。暗黒星雲中では、活発な星形成が行われている。

(最新デジタル宇宙大百科 アストロアーツ2005年4月11日発行より)