門屋断層
門屋断層の写真
門屋近辺の地図

(国土地理院 1:25,000 牛妻)

 静岡平野に突き出るように位置している竜爪山系の連なりは,羽一島,牧ケ谷,大崩れと続き,西側の古第三紀に堆積した地層である瀬戸川層群と,東側の新第三紀に堆積した地層である静岡層群とを二分している.瀬戸川層群と竜爪山系との境界は,十枚構造線という断層で接している.静岡市の安倍川を13.5kmほどさかのぼった右岸に集落・門屋がある.そこに宝寿院という寺院がある.寺院に付属した西側の小さな児童公園に瀬戸川層群の砂泥互層の露頭が顔を出している.寺院東側の路地を登ると墓地を横切って沢に出る.沢にかかった丸木を渡り,その沢を30mほど登った当たりに本露頭が出現する.

(井出志津夫)