プレアデス星団 (M45) すばる
プレアデス星団(すばる)の画像
種類 散開星団
星座 おうし座
赤経 13h42.33m
赤緯 +24°07'
視直径 110'
視等級 +1.2
距離 400光年

・ 辺りの星図 ・
撮影 西遠女子学園天文地学部
 撮影場所 浜松市中区 西遠女子学園
 2005年11月12日21:39
 FCT100(f460mmF4.6)
 BJ-41L冷却CCDカメラ 冷却温度 −7℃
 露出:L=1分×22 R=1分×8 G=1分×8
     B=1分×8枚 合計露出46分

 プレアデス星団は、私たちから410光年の距離にあり、直径14光年ほどの領域に約500個の星が集まっている。明るいメンバーは太陽の4〜5倍の質量を持ち、太陽の数百倍の明るさで輝いている。このような星は燃料の消費が激しく、私達の太陽は現在約45億歳で、あと50億年ほど輝き続けるのに対して、その寿命は約1億年程度と推測されている。プレアデス星団は現在約6千万〜1億歳くらいで、太陽よりはるかに若いものの、もはやそれほど長く輝き続けることはできない。
 写真を見ると、プレアデス星団は青白いガスに包まれているのがわかる。このガス雲は、以前は、プレアデス星団を生み出した物質の残りと考えられていた。しかし、1980年代、電波観測や赤外線観測は、このガス雲がプレアデスの星々とは元々は関係ない星間ガスらしいことを示し、2003年、キットピーク天文台による観測は、まさに星団は現在、2つの星間ガス雲と衝突し、その中を通過しているところであることを示した。
 プレアデスの星々の名は、ギリシャ神話の巨人アトラスと妖精プレイオネ、その間に生まれた7人の娘たちの名にちなんでいる。
(月刊星ナビ2006年1月号ビジュアル天体図鑑No.13 文:脇谷奈々代より)


 清少納言が枕草子の中で「星はすばる…」と詠んだことで有名な、おうし座の散開星団。ふつうの視力の人で6〜7個の星が見え、目のよい人なら10個以上観察できるといわれている。双眼鏡ではこれが60〜70個、大口径双眼鏡では、約150個もの恒星の集まりであることがわかる。青白い高温の星の集まりで、数千万年というひじょうに若い星団である。
(最新デジタル宇宙大百科アストロアーツ2005年4月11日発行より)